「債務整理」というシステム

きびしい経済状態が続いています。アメリカをはじめ海外の国もいろいろと経済対策に取り組んでいて、我が日本も大型補正予算や定額給付金やエコポイントとがんばっていますが、景気回復のきざしが今ひとつみえてきません。

 そんな状況のなかで、大きな債務を抱えて、経済的、心理的にもつらい日々を送っている人も多いと思います。そう状態を続けると、「借金」が「借金」を生み、所謂<雪だるま>式に増えて、さらに問題が大きくなってしまったりします。また、なかなか他人に相談しにくく、一人で悩んでしまうケースも多いでしょう。

 こういう状況を脱出する方法として、「債務整理」というシステムがあります。「債務整理」と聞くと、すぐに『自己破産』という方法が思いつくかもしれませんが、他にも方法があります。

 その方法の1つが『任意整理』です。『任意整理』とは、<債務者が行う債権者との和解を図る私的な手続き>のことで、裁判所を通さず、直接、<債務者>と<債権者>が話し合う方法。一般的な場合は弁護士や認定司法書士が債務者に代わって交渉することになります。これにより,借金の圧縮が可能になることもあります。

 『自己破産』が認められると借金は帳消しになりますが、それと同時に選挙権などは失うことがないにしても,いろいろな制限(リスク)もあります。

 『自己破産』を申請する前に、まず『任意整理』を考えてみてはどうでしょう。